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ユーロビジョン・ソング・コンテスト 2012 を振り返って

Eurovision Song Contest 2012
日本では,優勝したスウェーデン代表ロリーン(Roleen)よりロシアの「ブラノボのおばあさん」の準優勝の方で報じられているようですね。ロリーン(28才)は(祖先はモロッコ ベルベル人)で国内予選で優勝してスウェーデン代表となった歌手で,CDも出しており現地では有名な様ですが,これで国際的に有名になりました。
 今年のコンテストは歌よりもアゼルバイジャンの人権侵害が話題になったようです。西側の批判もあり,期間中デモの規制が緩くなり同性愛者の行進が認められたと報じられた為,隣国イランはイスラムを侮辱するものだと大使の召還を決めました。 
英国スの新聞ガーディアンのサイトで最近一番読まれた記事は,このコンテストの話題というぐらい,ヨーロッパではビッグ・イベントですが,英国は何年も成績が悪く,今年もびりから2番目で,投票が歌よりも政治的に動いていると怒っていますが,民族的な親近感による投票などはしょうがありません。例えばアゼルバイジャンとトルコは同じトルコ系民族同士で,その親近感は見ていて分かります。逆にドイツとギリシャはお互いに1ポイントも相手国に入れていません。
 もしかしたら,BBCはわざと優勝できそうもない歌手を選出しているのかもしれない。というのも,このコンテスト開催にはかなりの経費がかかるからで,次年度開催は優勝国がすることになっているのです。ヨーロッパの公共放送が開催しているので,コマーシャル収入は期待できないのでしょうし,2011年開催のドイツでさえ開催費用をどう捻出しようかと考えたくらいです。過去には自国開催できずにBBCなどが肩代わり開催したことが何回かあります。

スペイン代表の歌手が記者会見でスペイン放送から「優勝しないでくれ」と指示されたと言って大きな話題となりました( Hard-up Spain begs contestant not to win Eurovision Song Contest)。冗談半分だったのかも知れませんが,こんなに話題になるのはヨーロッパ経済危機がそれだけ深刻ということでしょう。今年本気で優勝を狙いに来たのは,ホストのアゼルバイジャン,ロシア,スウェーデンの3国だけで,アイルランドは故意に優勝できそうもない二人組を送ったという説もあります。このコラム記事の最後で,英国に5ポイント入れたエストニアに外相はすぐ行くべきだとあります(もちろんジョークだよね)(A belligerent Eurovision night fit for a broken Europe)。

ツィッターによると,プレスセンターでの投票は,1位アゼルバイジャン,2位スウェーデン,3位トルコ,4位スペイン,5位キプロス,6位ロシアでした。

写真は優勝トロフィー(マイクの形です) Photographer: Andres Putting (EBU)/スペイン代表Pastora Soler;First press conference Photographer: Thomas Hanses (EBU)/

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by show_isa | 2012-05-28 17:53 | culture | Comments(0)

ユーロビジョンソングコンテスト2012 スウェーデン優勝 ロシア2位

ふー疲れた。さすがに3時間20分は長かった。ユーロビジョンソングコンテスト決勝大会,公式サイトはアクセスが集中するのか,映像が何回も止まってぶつ切りになるので,アイルランドテレビのサイトで見ました。今回はパソコン画面ではなくテレビに接続して見たが,テレビ画面のほうがずっといいですね。

 さて,結果は決勝大会26カ国で,スウェーデンが1位(372ポイント),2位ロシア(259),3位セルビア(214),4位アゼルバイジャン(150),5位アルバニア(146),6位エストニア(120),7位トルコ(112),8位ドイツ(110),9位イタリア(101),10位スペイン(97)。 また25位英国(12),26位ノルウェー(7)でした。前評判の優勝候補はスウェーデン,対抗馬はロシアの通りとなり,順当な結果と言えるでしょう。

順位は参加42カ国が1,2,3,4,5,6,7,8,10,12ポイントをそれぞれ(自国以外の)10カ国に投票して決まります。各国から生中継で,どの国に何ポイント投じたか発表されていくので,その度に順位が上下して興奮して大騒ぎなのですが,今年はスウェーデンが1位でリードし,途中でもう優勝は決まりだなという感じでした。ただ,1位と2位はポイントの出方がまったく異なります。ロシアに最高の12ポイントを入れたのは1国だけでしたが,ブラノボのおばあさん人気は根強く,各国からこつこつと何点かずつポイントをゲットして2位に。一方,スウェーデンは17国から最高の12ポイントをゲットして優勝でした。
(写真は優勝会見でのスウェーデン代表 Loreen. 曲はEuphoria)
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by show_isa | 2012-05-27 18:00 | culture | Comments(0)

アゼルバイジャンの戦略的重要性(アメリカ外交にとっての)

この前,トラッキングの拒否について触れましたが,クッキーはユーザーにとっても便利です。ログインなしに,自動的に居住地の天気が表示されたり,AMAZONで過去履歴によるお勧め商品が表示されるのもクッキーがあるからです。しかし,これが気持ちが悪い迷惑な消費者もいるでしょう。イギリスではEUの指令(EU's ePrivacy directive)により,2012年5月26日以降は,クッキー使用についての説明をし消費者が拒否できるようにすることを決定しています。いよいよ強制実施になると,BBCニュースサイトに記事がありました。


企業は消費者のネットサーフィン歴が分かるので untargeted advertising よりも効果のある behavioural advertising ができ,一方広告収入も2.7倍になるところ,消費者のクッキー拒否があれば広告費が減収する。広告業界にとって,直接間接の打撃は大きいので,消費者にクッキーは必須アイテムだと説得しないといけないが,普通の消費者に説明するのは難しい。逆にクッキーを受け入れないなら,サイトの一部の情報は閲覧できないというアプローチを取るサイトもあるだろう。結局,業界が言いたいことは,フリー(無料)のコンテンツを得たいならその代価(クッキー)を払えということだ。数カ月すれば,消費者の意向がはっきりするだろう。というのが,大雑把な趣旨です。


さて,米国の前アゼルバイジャン駐在大使がブルームバーグに寄稿した文章の概略を紹介します。 「ユーロビジョンはアゼルバイジャンの変化を助ける」Eurovision Could Prompt Azerbaijan to Change Tune)。


同国が独裁国家,ジャーナリストの投獄,腐敗とインフレと言うのは真実でもあり誇張でもあり,カリカチュアというべきである。昨年優勝で今年の開催国になったとき,「アゼルバイジャンにもヨーロッパ文明が存在するのかもしれない,来年見に来よう」と言われたように思ったのではないか。


同国の指導者はこのポップミュージック・コンテスト,1億2千5百万がテレビで見るキッチュなフェスティバルを利用して,同国が近代的で洗練されたヨーロッパの友好国であると示そうと考えた。指導者は会場と道路建設のためにアパートを取り壊すという間違いを犯した。しかし,一方で二人の主要な政治犯を釈放し,大規模な反体制集会を許可した。これは西側外交団が長い間求めて得られなかったものだ。人権活動家は,これでは不十分だと言うし,同国にもっと圧力をかける必要はある。しかし,私の経験では,改善があったときには評価もした方が良い。でないと西側の要求は途方もなく果てしないと思われてしまう。また,同国の戦略的な価値,イランとロシアに隣接し,ガス・石油が豊富なことも忘れてはいけない。同国は世俗国家(祭政一致でないこと)で宗教的に多様で寛容な伝統がある。同国の経済改革は西側メディアが伝えているよりもずっと良い。ノルウェーをモデルにした国富ファンドの運営も優れている。社会の腐敗にも関わらず,改革官僚は貧困対策に石油収入の多くを使い,貧困率は49%から9%になった。アゼルバイジャンが2012年開催国になったのはヨーロッパの失敗ではなく,同国の進歩を促進できる手段を手に入れたのである。

下の写真はSecond Semi-Final でGrand Final出場者選出後のステージ

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by show_isa | 2012-05-26 21:39 | news | Comments(1)

ユーロビジョンソングコンテスト2012 準決勝(後半)

Eurovision Song Contest Second 2012 Semi-Final がやっと視聴できた。朝,公式サイトを見たがまだビデオがアップされていない。その後は,なかなか公式サイトに接続ができない。自分の回線の不調ではなく,公式サイトがかなり混雑しているようだ。そこで,アイルランド放送局のサイトに接続して視聴しました。公式サイトでFirst Semi-Finalを見た時,頻繁に途切れたのは,自分の回線(ADSL回線)が遅いせいかと思っていたが,混雑のせいもあったのかもしれない。というのも,アイルランド放送局は途切れずに視聴できたので(なお,BBCは国外からの視聴は拒否される)。


さて,投票集計中のイベントで,過去5年の優勝曲が歌われ,2010年優勝のレナ・マイヤーも出てきて,サテライトを歌った。 投票結果で決勝戦に進む10国が発表されて,ステージは終了しました。


その後の記者会見後に抽選があり,決勝戦 Grand Finalの出場順が以下のとおり決まりました。優勝候補がどの国なのか,私には分かりませんが。


  1. UNITED KINGDOM
  2. HUNGARY
  3. ALBANIA
  4. LITHUANIA
  5. BOSNIA & HERZEGOVINA
  6. RUSSIA
  7. ICELAND
  8. CYPRUS
  9. FRANCE
  10. ITALY
  11. ESTONIA
  12. NORWAY
  13. AZERBAIJAN
  14. ROMANIA
  15. DENMARK
  16. GREECE
  17. SWEDEN
  18. TURKEY
  19. SPAIN
  20. GERMANY
  21. MALTA
  22. FYR MACEDONIA
  23. IRELAND
  24. SERBIA
  25. UKRAINE
  26. MOLDOVA

下は会場でのファンの写真(公式サイトのプレス向け写真ダウンロードサービスから)

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by show_isa | 2012-05-25 23:28 | culture | Comments(0)

ユーロビジョンソングコンテスト 過去の入賞者

ユーロビジョンソングコンテスト 2012 Eurovision Song Contest 2012 前回書き込みの後に検索してみましたが,準決勝(セミファイナル)を伝える報道はロシアのラジオ局「ロシアの声」  しか見当たりません。開催地のバクーでも「ブラノボのおばあちゃん」は大人気だとのこと,またスウェーデン,アイスランド,ギリシャが決勝戦(ファイナル)での強敵とのことです。一般に北欧は人気が高いようですね,親しみやすい曲が多いからでしょうか。


この検索で知ったのですが,ヴィッキー(Vicky Leandros) はユーロビジョンソングコンテストでは,1967年に17才で「恋は水色」(L’amour est bleu)で4位,1972年に「想い出に生きる」(Apres toi) で優勝したのですね。


「恋は水色」は今ではポール・モーリア楽団の演奏で有名ですが,ヴィッキーの歌がオリジナルです。当時,ヴィッキーの歌も国際的にヒットしたが,中でも日本で大ヒットしました。ヴィッキーはポールモーリアの方が売れたのは,レコード会社の宣伝がだめだったからと怒ったという話しも伝わっています。ヴィッキーはギリシャ生まれですが,なぜかユーロビジョンではルクセンブルク代表として出場しています。


ちょっと情報をまとめてみました。


1964年 ジリオラ・チンクェッティ(16才)が夢見る想い(non ho l'età)で優勝(イタリア代表)


1965年 フランス・ギャル(18才)が夢見るシャンソン人形(Poupée de cire, Poupée de son)で優勝(ルクセンブルク代表)


1967年 ヴィッキー・レアンドロス(17才)が恋は水色(L’amour est bleu)で4位(ルクセンブルク代表)


1970年 メリー・ホプキン(Mary Hopkin)がしあわせの扉 (Knock Knock Who's There)で2位(イギリス代表)


1972年 ヴィッキー・レアンドロスが想い出に生きる(Apres toi) で優勝(ルクセンブルク代表)


1974年 ABBAが恋のウォータールー(waterloo)で優勝(スウェーデン代表)),ジリオラ・チンクェッティが2位,オリビア・ニュートン・ジョンは4位


1988年 セリーヌ・ディオンが「私をおいて旅立たないで」(Ne Partez Pas Sans Moi)で優勝(スイス代表)


2010年 レナ・マイヤーがSatellite(日本盤未発売?)で優勝(ドイツ代表)


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by show_isa | 2012-05-24 16:46 | culture | Comments(0)

ユーロビジョンソングコンテストが始まった

 最近,Twitterから,Do Not Track (DNT) browser setting をサポートするとの通知がメールで来た。


よく分からなかったので,調べたら,ブラウザ(私のは Firefox)のツール,オプション,セキュリティの「トラッキングの拒否をWebサイトに通知する」のDNT機能をサポートするということであった。トラッキング自体は,氏名やメールアドレス等の個人情報を収集するわけではない。


例えばエキサイトのサイトで,A電器の洗濯機の広告をクリックすると,A電器のサイトから小さいデータ(クッキー)が自分のパソコンに送られる。 後日,A電器のバナー広告のあるヤフーのサイトにいくと,A電器のサイトにこのクッキーの情報が送られる。A電器のサイトでは,私が以前エキサイトのサイトにアクセスし,洗濯機に興味あると分かる。そこで,ヤフーのサイトにある自社のバナーに洗濯機の広告を表示する。個人に合わせた広告を出せる仕組みだ。自分に都合が良いと取るか,気味が悪いととるかは個人の選択だ。私は,とりあえずDNTを選択した。


 さて,いよいよユーロビジョンソングコンテスト Eurovision Song Contest Baku 2012 が始まった。まず,5月22日(火)午後9時(日本では23日(水)午前4時)にFirst Semi-Final 準決勝があり,参加18国から10カ国が選出され決勝大会に進むことが決まった。参加国が多いので準決勝は2回に分けて行われ,Second Semi-Finalは24日(木),Grand Final 決勝戦は26日(土)に行われる。今日,公式サイトのビデオで前半の準決勝を見たが,話題のロシア代表(ブラノボのおばあさん)は決勝戦に進むことになった。会場でも,なかなか受けていたようだ。(写真1枚目)


いま財政危機で話題のギリシャは,歌も踊りも底抜けに明るくて決勝戦に進んだ(2枚目)。


司会(プレゼンター)の3人はいずれも感じが良いが,特に写真で向かって左の女の子はかわいい。(3枚目) 

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by show_isa | 2012-05-24 00:29 | culture | Comments(0)

スーパープレゼンテーション

 Dlifeの話題が多いけれども,Dlifeばかり見ているわけではありません。今回は,「スーパープレゼンテーション」(NHK教育テレビ月曜23時)について。TEDトークで行われた一流のプレゼンテーションをみられるだけではなく,伊藤穣一他のナビゲーターの説明でプレゼンテーションの極意と英語(日本語字幕付き)を学ぶことができる。一度で二度おいしい番組だ。プレゼンの方法と言っても,パワーポイントの使い方を教えるという類のものではない。伝えたいことを視覚化する,比喩を使うなど,無意識に行っていることを説明している(詳細はここ) 。 次回4月21日は自宅のあらゆるところにカメラを据えつけて,子供がいつ言葉を発するか記録したという話です。過去のプレゼンを見落とした方は,5月26日(土)14時から過去の分をまとめて再放送するそうです。なお,放映されなかったプレゼンは,TED公式サイトでビデオがみられます(プレゼンは英語ですが,日本語字幕が選択できます)。


前回のクラウド型ソーシャル・コミュニケーション・ツールの例は数多くあるサービスの一部にしかすぎませんが,それでもリストアップするのに,かなり時間をとられてしまってコメントする余裕がなかった。


あの中で,Peopleは人数無制限なので魅力的だったが共有ファイルの容量が100MB(有料で増やせる)とサイボウズLiveの500MBと比べて少なかったのでファーストチョイスとはしなかった。しかし,サイボウズLiveでは管理者権限が弱くメンバー退会権限がないのは気になるところだ。自分で退会処理しないと,幽霊メンバーがいつまでも存在していることになる。調査の一環ということで,SNSのGoogle+に入ってみた。しかし,実名以外の会員が多く見受けられた。Facebookと違い,過去にGMailのIDを取得した人は,ニックネームのままGoogle+に移行できるからだろう。しかし,これからはGmailのアドレスを取るのが厳しくなってくるかもしれない。

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by show_isa | 2012-05-19 19:28 | culture | Comments(0)

クラウド型ソーシャル・コミュニケーション・ツール

 ユーロビジョンソングコンテストは一週間後の5月22日からアゼルバイジャンのバクーで開催されるが,先日のBBCニュースで同国の人権侵害がレポートされていた。ユーロビジョンソングコンテストの為にコンサートホールを建設するため,そこの住民を追い出しても国威発揚をしようと考えているようだ。親子で大統領職を継承している国だから,人権弾圧もありなのだろう。しかし,石油産油国は利権があるから,欧米は騒がないのだろうか。


 クラウド型ソーシャル・コミュニケーションのツール


 さて,今回は,クラウド型ソーシャル・コミュニケーション(コラボレーション)・ツールについて。個人間ではなく,集団内部・外部のコミュニケーションのためのツールである。2~3人程度,あるいは短期間なら(同報)メールと添付ファイル(orオンラインストレージ)の方が効率的だ。しかし,グループ・コミュニケーションなら,旧来のメールと添付ファイルでは非効率である。メールの時代ではナイトも最近はないと最近は言われているらしい。 私の経験でもメールと添付ファイルは面倒だし,メールによる情報の蓄積を集団で共有するのも面倒だ。


私は,とあるグループの運営に関わり,幾つかのコラボレーションサービスを検討してみた。多少の会費は徴収しているが非営利なので金はかけたくない,運営メンバーは1年か2年で交代,会うのは休日くらい。ITレベルはさまざまなので,ソフト・インストールではなく,Webブラウザだけでマニュアル読まずに使えそうなもの。ファイル共有,掲示板,メール通知があれば,むしろ多機能より使い易さがポイントだ。「メール通知」とは大事なお知らせの時は掲示板と共に携帯メールにも通知すること。掲示板とオンラインストレージのサービスを別々に採用も考えたが,一つのサービスで統合したほうが効率的だ。


それぞれのサービスは一長一短だが,今回の目的からは,サイボウズLiveが良さそうに思われた。20名500MBまで無料のグループウェア型でファイル共有は履歴管理付きで,内部でさらにグループを作成しメンバーも特定できる。内容は他のメンバーには見えないので,特定のメンバーだけでのコミュニケーションができる。管理者にメンバー削除の権限がある。


無料サービスには大別すると広告掲載が条件と,試用目的(人数・容量が殖えたら有料)の二つがあり,サイボウズLiveは試用型だ。実際には数多くのサービスがある訳で,今回検討したのは一部に過ぎない。

(12月5日追記)サイボウズLiveはグループの人数が20名から200名に、データの保存容量が1GBに拡張された。


オンラインストレージ


今回,単独のオンラインストレージについても幾つか探してみた。実際に試したのは,マイクロソフトとGoogle,Nドライブです。各サービスとも一長一短でしょう。無料で容量が一番大きいのはNドライブの30GBでソフトをインストールすれば,内蔵HDDと同じ感覚で使えます。わたし的にはそんなに容量はいらないので,前から入っていたWindowsLiveのSkyDriveを使うことにしました。継続使用者は規定の7GBではなく,25GBが使えるし,使い勝手も悪くない。


なお,検討したサービスの一覧は続き(more..)をご覧ください。



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by show_isa | 2012-05-15 23:42 | computer/Internet | Comments(0)

ギルモア・ガールズ 学資ローン

 ギルモア・ガールズの1回目の放送を見た。アメリカで200年~007年にかけて放送とのことで,私は他局で,途中の部分を少し見たことがある。しかし,初回を見たのは初めてで,こういう設定なのだと分かった。1回目では最初に,レストランで男が母親を口説こうとして,次に店に入ってきた娘も口説こうとしたシーンがあった。母親が16才の時に生んだ娘が16才だから,母親は32才ということで,男に口説かれても不思議はないという訳で,母親のローレライ・ギルモアは内心ちょっと得意気だ。娘も同じ名前なので,区別するためにローリーと呼んでいる。ローレライは金持ちの実家を出てシングルマザーとして娘を育て,今はホテルの支配人をしている。娘が名門私立のチルトン高校に合格したが,その高額な入学金やら授業料を払えなくて,不仲な母親に援助を頼みに行き,母親から毎週金曜日のディナーに来ることを条件にされる。アメリカでは学資が大きな問題になっているんだと実感(日本でもそうだが,アメリカはもっと深刻)。


 米国では医学部学生で多額の学資ローンを払うために,志望の診療科ではなく報酬の良い診療科を選ばさるを得なかったりして問題になっている。民間の学生ローンは金利が高いが,入学時によく分からないまま契約してしまった例も多い。自己破産しても学生ローンは法律上免除されないそうで,民間金融機関はこれで儲けている一方では,ローン地獄に落ちる卒業生が多い。オバマ大統領が学生ローン軽減策を提案している位,大きな社会問題となっている。アメリカの「自己責任」というのを丸飲みして,学生ローン大賛成を叫んでいる人達が日本にもいる。


 「世代間連帯」(岩波新書)では「高等教育以上は...受益者負担でやれば良い。少なくとも4年の間に1000万円の債務者になるという覚悟で...学生自身の勉学のインセンティブにもなる。」とある。この著者はこの本で他にも結構,タカピーな発言をしているのだが。自己投資とはつまり金になる仕事をしろということ,例えば弁護士だったら貧乏人の為の仕事をしてたら,学生ローン返せないから,金になる仕事しか引き受けないということだね。アメリカでは,これはジョークなどではなく,シリアルな現実だ。自己責任という言葉で,失業も貧乏も皆本人が悪いということにできるから,誰かにとっては確かに都合の良い言葉だ。 結果平等ではなく機会平等だが彼らは言うのだが,社長と平社員が同じ給料であるべきだと主張する人はいない。高校の段階で既に(親の所得で)機会不平等になっているのが問題なのだ。それに運悪く失業でしたら,学生ローン背負って一生生活を犠牲にしても払いきれない。失敗してもやり直すことが不可能だということだ。


同じ出版社だが「ルポ 貧困大国」ⅠとⅡ(岩波新書)を呼んでみてほしい。



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by show_isa | 2012-05-07 09:03 | culture | Comments(0)

ケルト・ミュージックとキルトのタータン模様

「ブラノボのおばあさん」の記事はたまたま(紙の)新聞で見たのだが,今は新聞を(紙も電子版も)講読していない。インターネットで見つけた「3月27日付産経EXPRESSの記事」では平均年齢70才超とのことで, 朝日の65才とどとらが正しいのかな?それはさておき,日本では紙の新聞が売れないと困るからと電子版だけの講読は割高だ。最近,ニューヨークタイムズの部数が73%増えたとの報道があったが,紙の部数は微減で,電子版が大幅に増加した結果だ。ニューヨークタイムズの電子版はオプションにもよるが月1200円位,フィナンシャル・タイムズなら月2000円,  デイリィテレグラフで月1100円程度である。Paywall(支払いの壁)でニュースを見られないのは問題だとガーディアンは無料を堅持している。ただし,iPADやKindle専用版は日曜紙「オブザーバー」と込みで月1300円程度。以前,フィナンシャル・タイムズの有料版を講読していたことがあるが,Webだけのコンテンツもあり,リーズナブルな料金だと思ったが,日本の新聞の電子版料金は高すぎる。


 


「ケルトを旅する52章~イギリス・アイルランド」 永田喜文著 明石書店(2012年1月出版)の本の印象


 ケルトの旅行記は他にもあるが,本書は著者が音楽ライターなだけに,内容が音楽関連に特化されていることだ。もちろん,ケルトに関する一般的なこともコラムなどで説明はされています。 本書の中で私が名前を知っているミュージシャンだと,シャルロット・チャーチやキャサリン・ジェンキンスがウェールズ出身。キャサリン・ジェンキンスは英国ではクラッシクチャート1位に入った程人気があるが,ウェールズの伝統を受け継いたからなのか?本書には他にも多くのミュージシャンが紹介されています。


 その中では,私の好きな「コアーズ Corrs」についても言及されていました。コアーズはアイルランド音楽の伝統を受け継いでいて,ラスト・アルバム「ホーム HOME」はトラディショナル・ソングで作成されています。アルバムにはゲール語で歌っている「ブッカル・オン・エアルン」(下線部をクリックして聞いてください)やインスツルメントの”Haste To The Wedding”(下の動画)があります。


 キルトの格子模様(タータン)が氏族(クラン)ごとに異なると説明されることが多く,本書でもそうだ(p176,193)。今,手許に本がないので私のおぼろげな記憶だが,「スコットランド 歴史を歩く」(岩波新書)」で実地に調査した結果,後にスコットランド連隊の制服にキルトが採用され,連隊ごとにキルトの模様を変えた。これが逆輸入されて,クランごとに格子の縞模様が異なるとの伝統が作られてしまった。実際にはそのような歴史的な事実はなかった。当時のスコットランドブーム,キルトブームに乗った部分もあったようで,今では現地スコットランドの人もそう思い込んでいる人が多いそうだ。


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by show_isa | 2012-05-05 18:02 | culture | Comments(0)