人気ブログランキング |
<< ブログエディター 弁内侍日記 >>

王妃に別れをつげて( シャンタル・トマ作)

プロムのドレス
プロム(米国の高校卒業記念ダンスパーティ)は女子にとって特別なイベントのようである。 実際に見聞したこともないので,分からないが。 しかし,セレブのまねをしてセクシーすぎるドレス,No low armholes, cleavage(胸の谷間) or plunging dress backs(背中が下まで空きすぎる)は禁止という高校が多いとのこと。


詳しくはMarketWatchのビデオ.High Schools Crack Down on Revealing Prom Dressesp>

ウォールストリートジャーナル日本版にはプロムのドレスのスライドショーがあります。スライドショー】高校の卒業記念ダンスパーティー向け新ドレスコード



「王妃に別れをつげて」 シャンタル・トマ著(白水社)
を読みました。2002年のフェミナ賞受賞作品だが,そんなに面白いとまでは思わなかった。王妃マリーアントワネットの朗読訳補佐アガートがウィーンでフランス革命の当時を回想して書いたというフィクションである。ただし,朗読訳補佐という役職は実在しており,かなり史実に基づいて書いた小説とのことである。朗読訳補佐はほんの些細な職務で,王妃が直接指示をいうのではなく,お付きの人を通じて指示を受ける立場で,かつ王妃は読書に興味がなかったから,王妃とは疎遠な存在であったといって良い。


前回触れた「弁内侍日記」の様に,これも女房日記(架空であるが)の一つと言えよう。失われた繊細で優雅な宮中の世界が描かれている。フランス革命はベルサイユ宮殿の住人には理解不能なまま,あっと言う間に進行して王政が崩壊していく。それが,理屈ではなく感覚的に感ずるように書かれている。王妃は夢の世界に生きていた。
「王妃の舞踏会」の重要性,その言葉の持つ魔法,主人公は舞踏会に出入りできる身分ではなかったが,その興奮の中で贅沢さを味わっていた。といっても,「それは取るに足らないことであると同時に,莫大だった....」

by show_isa | 2012-03-29 16:21 | culture | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://showisa.exblog.jp/tb/17634761
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< ブログエディター 弁内侍日記 >>