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ユーロビジョンソングコンテスト(前回の続き)

相変わらずスペイン,ポルトガル等ヨーロッパの財政危機が取り沙汰されているが,財政健全化だけではなく成長戦略も不可欠というのはその通りである。しかし,昔のような経済成長は果たして可能なのだろうか。さて,日本が欧州の債務危機の拡大阻止のため、IMFに600億ドル融資枠を設定することになった。ヨーロッパで歓迎されているが,皮肉な状況でもある。なぜなら日本はヨーロッパ以上に政府は債務漬けになっているからであり,借金で他国の借金を補填しているのだから。国債の大半は国内消化されていることはよく知られているが,海外投資家の中には日本の長期的見通しに疑いを持つものもいるということだ。いずれ懸念を持った海外投資家が日本株等から資金を引き上げてきたら,それが引き金となって本当の債務危機になるシナリオももうあり得ることだ。既に投機筋は狙っているという話しもあり,果たして日本にどのくらい時間が残されているのだろうか。

ユーロビジョンソングコンテスト Eurovision Song Contest  (前回の補足)

前回のブログを書いた後に検索してみたたら,予想外であったがユーロビジョンソングコンテストの古い映像(1960年代)があった。60年代,70年代は今とは全然規模も違い,観客もクラシックコンサートのようにネクタイ締めて行儀よかった(興味あったらユーチューブで検索を)。

ちなみにイギリスの今年の代表は75才のEngelbert Humperdinck。ヒット曲もかなり前だし,どうなのかな?前回の書き込みで2010年の優勝者の名前の表記がちゃんとしていなかったので,補足します。

レナ・マイヤー・ランドルート ( Lena Meyer-Landrut 1991年 5月23日生まれ)。ついでに,蛇足。レナは国内大会で選出されるまで無名であったが,その後ドイツのシングルチャートで1位,2位,4位に同時になった。これは,ビートルズもマイケル・ジャクソンでもなし得なかった前人未到の記録。そして2010年5月初めには最初のアルバムを出して,これもヒット。なお彼女は父親(幼いときに別れたらしい)については語ろうとしないそうだ(州政府の大臣というのを前に見たと思ったがその記事を見つけられなかった。なお祖父と叔父は有力な外交官である。今年3月30日のガーディアンのフランス大統領選の記事中で Merkel's close aide and EU adviser, Nikolaus Meyer-Landrut (uncle of the eponymous Eurovision song winner Lena).とあった)。

ドイツで「オスロの奇跡」と熱狂的に歓迎されたのは当時の新聞(下の写真)でも分かりますが,それはドイツ人のコンプレックスがいかに根深かったかも分かります(以下はシュピーゲル国際版をもとにしています)。なお,レナの歌の英語は上手でない,変わったアクセントとの批判もありました。また,各国の採点は視聴者からの電話投票で決まります。

左のDie Tageszeitung紙   "ドイツは政治的経済的にヨーロッパでもっとも重要な地位にあるが,隣人に好感を持たれるには a little awkward, almost naive and modest が良い。 その点でレナはメルケル首相のやり方を音楽に適用したと言える。"


保守のDie Welt紙 " 各国から多くの票がドイツに入れられたことは我々にとって特別の感慨がある。.. ..  People like us. At least we're not being rejected.. .. ..she sings in English with a strange accent and narrowly misses the right notes. In her plain black dress she's simply Lena. Perhaps a little more friendly, personal and more natural than the others. Her song didn't hurt anyone.."


中道のFrankfurter Allgemeine Zeitungn紙   “この困難な時代,EUがより困難な時に,ヨーロッパの全ての人達が大変公正にスキャンダルなしで芸術を評価できた.. .. ..if only for a moment, Europe has another currency that everyone can agree on -- the human-artistic one."


大衆紙のBild紙 "かってどれだけ,ヨーロッパはドイツが嫌いだと得票がゼロの度に言われたことか。このコンテストは隣人が我々ドイツをどう思っているか測る毎年のバロメーターであった .. ..We thought we had become too big, too arrogant, too humorless as a nation for our neighbors. We thought it was envy that had prevented us from winning for 28 years. But, no, we were simply bad! Lena was simply good. Better than the others. More natural. More affable. A girl has enchanted Europe. A German. It's nonsense when we Germans think no one likes us. We've just got to hit the right note!"


 

by show_isa | 2012-04-18 22:51 | culture | Trackback | Comments(0)
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