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ユニクロ型デフレ

夏バテ,いやもう秋バテのせいか,なかなか定期的に更新ができません。
ユニクロ型デフレと国家破産 浜矩子 文藝春秋文庫
 2010年6月発行で新刊ではないが,期間を置いて読んだ方が客観的に評価できるかもしれない。この種の本は,過去の分析も新しい時代がやってきたというところまではごもっともなのだが,ではどう対処したら良いかという点になると,竜頭蛇尾,精神訓話や空想的なものになって来る。まぁ,解決法が見当たらないということではあるのだが。
この本では言うところのユニクロ型デフレでは,企業の従業員のリストラ,解雇競争,自分さえ良ければは結局自分の首を締めるということで,そのとおりだが。その解決法の一つが週2回は安売りスーパーで買わないとの提唱となると首をかしげてしまう。もちろん他にも言っているのだが,例えば小国の生き方を学ぶといっても,日本のようなある程度大きな国には無理な話のだ。
グローバリゼーションの扉を開けてしまったら,バングラデシュの賃金が日本と同程度になるまでは,価格破壊が続くという大きな流れの中で,企業や家庭に精神訓話を言って済むのか。このデフレはしばらく続くのかもしれない。しかし,庶民にとっては消費税が20%程度になってくるのは,インフレがやってくるとも言えるだろう。物価指数に消費税分が反映されるのか知らないが。ますます財布の紐を固くするしかないが,富裕階級にとってはおいしい話だ。所得税があがらないから,実質減税だ。
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by show_isa | 2012-09-12 17:17 | culture | Comments(0)
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