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最近のニュースから

自民党の総裁選が始まったが,候補者5人とも世襲議員(父親が大臣経験者)だから,白けてしまう。若者に夢がない気概ないと言われるが,様々な分野で世襲化している現実で経済も政治も停滞してくるのは当然だ。夢を持てない時代だ。さて,ブログの更新をさぼっている間に溜まったものを書きます。

●Lego Friends カラフルな女の子向けのレゴの売れ行きが好調のようだが,フェミニストの視点からはクレームが出るようです。女の子は女の子らしくというのは女性差別だと。でも,カラフルなのは可愛いから人気がでるのは分かる気がする。

●民主主義の劣化 ドイツの週刊誌Spiegelの記事でアメリカの政治の劣化について書いていた。
アメリカでは学校の給食で,マクドナルドのようなファーストフードをそのまま出しているところも結構ある。学校給食のボテトフライは健康に良くないから止めようという法案が出されたが,ポテト生産州の議員から,ポテトは野菜だから廃止対象にならないとして反対の声が上がって,法案は骨抜きになってしまった。アメリカではロビーグループの活動等で,こんな当たり前の法案も骨抜きにされる。劣化した民主主義の行くつく先の果てだ。

●ハーバード大学で学生のカンニングが問題になったが,ブルームバーグ(9月5日)のコラムでは,誰がカンニングをするか入学選抜では見分けられない。入学選抜方法を見直して,「SAT(大学進学適正試験)の成績で入学者を決めればいい。文章力を試したいならSATのライティング部分を見ればいい...面接はしない」と提案している。「それでも学生はカンニングをするかもしれないが、してはいけないと説明するのは楽になるはずだ」。
小論文,ボランティアや面接,推薦状はカンニングをしない保証にならないし,自分を偽ることを学ぶことになる。また,入学希望者の小論文は親やプロが手伝っているのだから,学生同士が協力する(カンニング)のがなぜ悪いと思っているかもしれない。
日本ではアメリカを真似て,ペーパーテスト以外で選考がいいという考えが流行しているが,アメリカで逆の考えが出ているのは興味深い。多様な選考ではペーバーテスト以上に金持ちの方が有利だろう。金持ちの方がボランティアする余裕もあるし,コネがあるから企業研修も推薦状も手に入れやすいのだから。

●8月30日のブルームバーグのインタビュー記事で,藻谷浩介氏(「デフレの正体」の著者)は、「経済成長やデフレの克服が日本銀行の金融政策によって可能だとするリフレ論者」の主張は間違いだと述べている。 私なりに要約すると,
日本企業は価格転嫁しないでマージンを殺している。日本は就業者が減るから一人当たり賃金が上昇しないといけないが,資本装備率が高いので生産は維持されている。また死ぬまで貯蓄して使わない人が多い。これはマネー供給量を増やしても解決しない。それなのに空理空論を言う学者がいる。「ろくに人件費が払えない企業が退場し、若者と女性に高い人件費を払える企業が生き残っていけば、人口減少であっても経済は拡大する」

その通りだと思う。淘汰されるべき企業を経済対策と称して生き延びさせておくことが長期的に見れば経済をだめにしている(建設土木業が異常に多いのもその一つ)。かって,インフレになるまでジャブジャブ金をばらまくべきだ,景気が良くならないのはばらまきが足りないからだと,とんでもないことを平気で言っていた高名な学者がいたが。じゃぶじゃぶ異常にばらまいたことも財政赤字が巨額になった一つの理由だ。いつ,ギリシャの様になるか分からない。
by show_isa | 2012-09-15 20:28 | news | Trackback | Comments(0)
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