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ドル高円安に潮目は変わるのか

このブログは金融や経済のトピックを英語媒体を中心に、投資情報の収集と英語のブラッシュアップという2兎を追うのが狙いでした。と言っても、個人のささやかなブログだからと、あれこれ書いているので、経済関係のことを最近書いていない気がする。これからは、定期的に金融関係を取り上げよう。

今の円安,株高は直接的には選挙時にある投機的動きだろうが、長期的にも潮目が変わってきたようにも考えられる。一つのファクターはアメリカのシェールガスだろう。今注目のシェールガスはかっての英国、北欧の北海油田と同様、米国経済を支え、日本も天然ガスも安定的かつ低価格で輸入できる。ということで、長期的にはアメリカのドル高、日本のエネルギー事情の改善、アメリカへの輸出増大も考えられる。今回はマーケットウォッチ(ウォールストリートジャーナル運営の金融市場情報サイト)の記事2本を取り上げます。

ゴールドマン・サックスの商品マーケットレポートでは商品価格はあまり上昇しないが、投資機会はあるというのが結論です。Goldman Sachs predicts commodity ‘renaissance’Thanks to ‘shale revolution,’ oil no longer crimps global growth
 アメリカでは国内の天然ガス生産拡大が原材料値上がりの影響を相殺する。2013年は価格はそれほど上昇しないが、世界経済の改善で原材料不足が発生する。石油、トウモロコシ、銅は供給が逼迫するが、金の需要は長期的には下降する。これから、商品のスーパーサイクルは復興期となる。1990年代後期から始まったサイクルが終わり、次の機会が生まれる(ルネサンスはbackwardation(以前に戻る)と同義語で使っているようだ(1980年代、1990年代のマーケットの基準に戻ると))。2014年の予想は金が1600ドル、石油が105ドル。シェールガス革命がアメリカのドルと経常収支を安定させる。その影響で経常収支はGDPの1.2%改善し、5%〜10%のドル高になる。2017年のアメリカ石油産出高は1200万バレル(1日当たり)-2008年が700万バレル-と増え石油価格は安定し、2016年以降は値下がりする。天然ガス価格はヨーロッパとアジアで大幅に下がるとの見通しだ。


もうひとつのマーケットウォッチの記事Three trends for your retirement portfolio How to invest for the emerging global middle classでは、
1.アラブの春The Arab Spring(アラブは西欧が300年前に始めた地点に立ったばかりだから、まだこれからだ。)
2.世界的な中産階級の興隆 Emergence of global middle class 
3.少子高齢化 We’ve stopped breeding 日本については “Japan is aging so fast, by 2020, one out of every five Japanese citizens will be over the age of 70 and no one can figure out how to run modern society with one out five people over the age of 70,” Meyer said. “Japan is committing national suicide.” と、日本は自殺的な行為に向かっていると書かれている。アメリカの出生率2.1は人口が維持できるギリギリ(日本は1.3)。
結論として、世界で増大する中産階級から利益をあげるにはエネルギー、食料、インフラ、ヘルスケア、教育に投資すべきだということだ。


by show_isa | 2012-12-10 21:35 | market | Trackback | Comments(0)
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