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王昭君 匈奴に嫁ぐ

中国ドラマ「クィーンズ」で王昭君が姿を表さないなと思っていたら、やっと「第15話 和解と誤解」で国のために自ら志願して匈奴の呼韓邪単于に嫁ぐことになった。王政君と同期で後宮に入ったから、もうそんなに若くないはず?でもドラマだから良いのか。
中国の記録文学集(〜清末まで)の中の「西京雑記」(せいけいざつき)は漢のころの故事を記していている。それでは、元帝(王政君の夫)の時に後宮に宮女が大勢いたので画工に肖像を描かせ、それをたよりに召し出した。宮女たちは画工に賄賂を使ったが、王昭君だけはあえてしなかった。匈奴が正妻となる美女を求めたので、絵にもとづいて昭君を選んだが、帝が会うと容貌は後宮第一、応対が立派で動作もしとやかであった。帝は後悔したが、外国との信義を重んじ別人に変更はしなかった。帝はその後の取調べて賄賂を受け取った画工はすべて死刑に処し家財を没収した。その中には有名な画家もいたという内容である。もっとも、これは後世の作だから、事実よりは噂話、伝説であろう。
この記録文学集には、反乱に巻き込まれた凄惨な記録「思痛記」(太平天国)、文人の随筆など多彩な作品が入っている。その中でも「浮世六記」(ふせいろくき)は清の沈復(しんふく)の自伝的作品で、愛妻の芸(うん)との思い出を書いて、妻との純愛は「魂をゆり動かし、感激の胸を打ち」、また作者の芸術家小説ともいうべきもので心に残る作品である。中国でも清の時代になると、この様に西欧の近代小説と比肩できるものが現れてきたようだ。清の時代の最高傑作「紅楼夢」も物語の枠組みに超自然なもの(道教)を使ってはいるが、それは世間に対する目眩ましで、内容は近代的な心理小説、風俗小説である。どらちの作品も岩波文庫にある。

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by show_isa | 2013-01-09 06:00 | culture | Trackback | Comments(0)
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