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金(Gold)の価格は長期下落?

金(Gold)は2009年の800ドル/オンスから2011年の1900ドルまで上昇したが、現在は1400ドル程度。Guardianに掲載された経済学者のNouriel Roubiniの論文、Gold prices are heading towards $1,000によると、(中途で一時的に値上がりすることはあっても)1000ドルまで下落していくとのことである。日常生活の中で貨幣の代わりに金をで決済手段にすることはないから、金の価値は人間心理、国、銀行等への信頼感やリスクの恐れから来ているのは頷けるところ。論文の趣旨は、
2008年の金融危機の際に金価格は大幅下落している。というのも、レバレッジで金を購入した投資家は強制売りをさせられたからだ。金保有は高インフレの時に役立つが、金融の量的緩和にも関わらず世界のインフレ率は下落している。賃金が上昇しない状態でインフレは起こりそうもない。
金は保有しても利子や配当、賃貸料等の収入は生み出さない。景気回復期なら,不動産などの方がリターンが大きい。金価格が大幅に上昇するのはマイナス金利、real (inflation-adjusted) interest rates became increasingly negative after successive rounds of quantitative easing インフレ率が金利より高い時だが、量的緩和からの出口(will exit from quantitative easing and zero policy rates)では実質金利はプラス。
投資家は高債務国の国債より金を選好するとの説があるが、実際には高債務国が金保有の一部を債務返済の為に売却すれば金価格が下落する(キプロスが金を一部売却との噂で金は13%下落)。
個人の富をexpropriate(収奪する)陰謀で貨幣の "debasement" (価値低下)させ hyperinflationにする政府の陰謀への対抗策は金本位制だと、一部の極右は、金をhype(誇大宣伝)しているが、それは "barbarous relic(過去の遺物)。
extreme tail risks(滅多に発生しない事象)に備えてボートフォリオの一部分として金を保有するのが良いが、他の実物資産でもヘッジはできる。


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by show_isa | 2013-06-05 19:13 | English | Trackback | Comments(0)
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