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「勝ち切る投資」(中原圭介著)を読む

中原氏の論考は、ユニーク - 権威の受け売りではない、自分の頭で考えているオリジナリティ- があると思っていたので、氏の著作をたまたま図書館で見つけたので借りてきました。2011年の出版で、今のアベノミクスの時代となっては、投資に直接役立てるには古くなってしまいましたが。しかし古びていないところもあります。

日本の公的債務はGDPの230%超(2011年)と欧米に比べて最悪だが、米国もファニーメイ、フレディマックの債務も入れると実質的な公的債務は170%、政府債務と銀行債務を合わせるとイギリスが213%、イタリアが210%だそうです。日本の銀行は欧米に比し傷んでいないが、しかし、ヘッジファンドのヨーロッパの次の標的は日本になるかもしれないと述べています。
そして、日本がギリシア化して投機マネーの標的になる恐れはある。このとき、株安・債券安・円安となり長期金利は3~4%、円は100~120円程度にはなるかもしれない。そうすると、政府は大増税に踏み切り、円安で輸入物価は上がり消費は低迷。その結果、内需企業は低迷する。
そう言うときの投資戦略は、中原氏は続けます。海外で稼いでいる企業、つまり「海外売上比率」の高い企業を選ぶことです。ということで、本書の巻末には「海外売上比率」が高くて投資に向いている企業のリストが掲載されいてます。

このシナリオは、原因も違い株高と株安の違い等はあるものの、アベノミクスの将来と重なるようにも思われます。今現在の時点ではまさに、「海外売上比率」の高い企業への投資戦略は有効だと思われますが、いかがでしょうか。




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by show_isa | 2014-09-27 11:20 | market | Comments(0)
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