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気になるニュース・コメントから(1月15日)

◎日経平均が18000円以上は割高と考えられるのはPERの点もありますが、リーマンショック前の株高の時でも18000円が頂点だったということもあります。ダイヤモンドの記事、
15年も企業収益の拡大続くが株価2万円到達は16年以降に
で分かりやすい図解シナリオがあります。物価2%の2015年度達成は至難であり、追加緩和実施の18000円と目標修正の16000円の間で株価が揺れ動くのが、いかにもありそうなシナリオですね。「何とかショック」でもあれば14000円程度に下落する可能性もありますが、官製相場で下落が食い止められると思われます。それができなければ、安倍政権の支持率は大幅下落でしょう。
債券投資は、アメリカ以外は量的緩和の状態であれば、FRBが金利引き上げをしても実勢金利は上昇しないでしょう。つまり今年は債券が大きく下落することはないと思われますが、どうでしょうか。

◎ユーロがデフレの淵に立っていて、更に原油価格下落がそれを加速しているのはご存じのとおりです。例えば、ガーディアンの記事
Anxiety rises over eurozone’s falling prices, but Draghi’s hands may be tied
デフレで引き合いに出されるのは、やはり日本ですね。デフレ突入時の日本より今のユーロは状況が悪い。当時の日本は国の負債も失業率も今のユーロより低かったとありますが、ユーロは移民があるので、高齢化の影響は日本より少ないと思います。つまり潜在成長率(活力)は日本よりあるでしょう。また日本のデフレを紹介した記事、
Spectre of deflation horrifies bankers, but Japan now has a taste for it
もあります。日本の教訓は消費者マインドをデフレの奈落の底から引っ張りだすのは政府にとって至難の業で、長年の倹約に慣れてしまった国民にとってデフレはストックホルム症候群の様なものだそうです。

◎インクルーシブ・グロース inclusive growth
何年か前から流行している言葉で、「包括的な成長」。成長の果実がより広く平等に社会全体に行き渡ることを表すものです。貧困削減よりも幅広い概念で、貧困層だけでなく、中間層なども含めます。
ガーディアン掲載の論説Global economy’s future hinges on a triple whammy of assumptions
で、これが使われています。ここでの3つのまじないとは、成長、賢明なガバナンス(政策ミスがない)、想定外のアクシデントがない(アクシデントの防止)です。それはなかなか難しそうですね。ここでの成長は当然、 inclusive global growthを意味し、それにはユーロゾーン,日本、発展途上国がデフレを回避して成長エンジンになることが必要との事です。




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by show_isa | 2015-01-15 15:56 | market | Trackback | Comments(0)
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